お写真、「壬生菜」です!


京の伝統野菜
にも認定されている、壬生菜。
壬生寺付近から発祥したため
この名があると言われています。
(『京の伝統野菜と旬野菜』(トンボ出版)より)

よく似たお野菜に「水菜」、があるのですが、
壬生菜は水菜(→京菜とも)の自然交雑から
生まれた品種なんだそうで、
実は、元々は同じもの、ということなんですね。

何かと混同されがちな両者なのですが、
大きな違いは、
水菜の葉っぱはギザギザした切葉、ですが、
壬生菜は丸く細長いヘラ状の葉っぱ、であること!
それから、料理法としては、
水菜は、生のまま、
サラダでも頂けるアクの少ないものが多いのですが、
壬生菜はやはり炊いたり、漬けたり、ちょっと火を入れて和えもんにしたり、
という頂き方が◎のような気がします。
(でも、最近の栽培のものは、生でもいける!なんて話もあるようですー。)

寒い時期が特に美味しい、壬生菜。
ほんの少しの辛みがあって、ほんの少しクセがある。
心地の良い、そのくっとくる風味が、たまらん!のです。
店では、これからお献立の色々なところで、
ちょいちょい、登場の予定です。
お皿の中心になるような派手さはありませんが、
美味しい旬の緑野菜、
こういうもんが、とことんほっこりするんですよねー。

ところが、
「おばんざい」、となると、
俄然こちらが主役、です。
例えば、
「壬生菜とお揚げの炊いたん」。
菜っ葉は壬生菜に限らず、
その時々で色々なものにかわりますが、
やはりこの組み合わせ、
定番にして鉄板。
これはほっこりすること、
間違いなし、なんですよねー!