6月、最終日、ですね。
今朝方はなかなかに蒸し暑くて、
関東では異例の6月中の梅雨明け宣言もあったとのこと、なので、
さすがにこの暑さも止むを得ずか?と
妙に納得しながら過ごしていた、今日の午前中。
そんな今日は、6月も最終日、なんと一年も折り返しの日。
「半分過ぎますよ」という言葉が、
ニュース等でもあちこちで飛び交って、
たんびに耳を塞ぐような心持ち、ではおりましたが(!)、
泣いても笑っても、今日は一年の半分、折り返しの日。
「夏越の祓」の日!です。
京都市内の神社で、茅の輪くぐり等、
夏越祓の行事ごとが行われている、との情報も、
沢山耳に届いておりました。
お昼間のご来店のお客様でも、
「今から、八坂神社へ「茅の輪くぐり」に行ってまいります!」との
お話があって、
節目の日だなあ、と改めて感じて過ごしたり。
実は、私も合間の時間を狙って、
くぐりにいこう!と、目論んではいたのですが、(祓う気満々、だったのです!笑)
午後になって、うってかわっての急な雷雨!
雨はさほどでもなかったのですが、
雷音が間をあずに響いていて、出るにでられず、、、、、。
止むを得ず、店での作業に勤しみました。
そんなこんなの夏越祓の日でしたが、
皆様はこの30日、如何お過ごしでしたか?
もうこれで、1年も半分。
信じ難い(!?)ですよねー。
さて、そんな店で行われていた、
とある仕込みの一場面。
何やら白い生地を混ぜ合わせ、
それを漉しながら、
流し缶に流し入れて。
傍らでは、
大納言の用意。
そして、
何工程かを経て、
出来上がったのが、これ!
お写真、「水無月」です!
夏越の祓の日にいただくお菓子、水無月。
半年間の穢れを祓って、
これからの暑い時期、頑張って乗り切ろう!という、
いわば「暑気払い」のお菓子。
店ではこの一ヶ月間、
6月中の「お茶請け」として、
お食事最後の甘味としてお出ししておりましたが、
本来は今日この日こそが、本番、なんです!
一年も半分が過ぎたんだ、ということ思うと、
なんだか信じ難いような気もしてしまいますが(!)
一先ず、小リセット、(リセット出来ぬことも多々ありますけれど!)
これからの半年、どうぞ健やかに過ごせますように。
さて、明日からは、7月、です!
京都の町が、
暑くて熱いひと月が、いよいよやってまいります。
毎年のことなのに、毎年のように心が踊るのが、この季節。
まずは暑さにめげないよう、
頑張って乗り切ってまいりますよー。
外郎生地の上に、大納言。
もちろん、大将製。
お食事後のお茶請け、なので、
甘さはやや控えめ、に
仕上がっています。
この頃合いが、
ちょうど良いのです!
最終日のご紹介、なので、
次回登場は来年6月ですが(!)、
美味しいんですよー。
水無月好きの皆様、
是非一度ご賞味下さいませー。