梅雨入りしてはや数日、
道を歩けば、
そこかしこに目に留まるのが、紫陽花の花!
日毎に色濃く、鮮やかになって、
あ、こんな所にも、あ、あそこにも、、、、と、
日々発見があります。
町なかには割と沢山紫陽花の花が植えられていることに、
あらためて認識したり、してる、今日この頃。
そんなこんなの6月も、気がつけばもう折り返し!
梅雨にもめげず、(とはいえ、まだ雨らしい雨には降られていないのですが)
あと半月、頑張ってまいりたい!と思いますー。
さて、そんなわけで、
今年もどこぞ名所へも足を延ばそうかな、、、と、
ちょいと紫陽花散歩へ出掛けてまいりました。
訪れたのは、西山、「善峯寺」。
平安中期の長元2年(1029)、源算上人による創建とされています。
鎌倉時代には、青蓮院から多くの親王が蟄居されたりもし、
「西山門跡」とも呼ばれたんだそう。
その後、応仁の乱により、伽藍の大半は焼失したのですが、
のちに江戸時代になって、
5代将軍綱吉の母、桂昌院の
寄進、帰依により再興をみたんだそう。
現在は、所有地36万坪、境内地3万坪とされる広大な所有地内に、
樹齢600年とされる天然記念物「遊龍の松」があったり、
桜や紫陽花、秋明菊に紅葉、と、
季節により色々な花を愛でることができ、
花の名刹、としてもとっても有名なお寺なんであります。
山あいにひっそりと佇む、素晴らしいお寺なのですが、
なんしか、辿り着くまでが、大変!
駅からのバスも本数少なく、
ようやく到着したときの安堵感といったらありません。
(ですので、車で行かれることをお勧めはしますが、
紅葉のハイシーズンの時などは、きっと道が相当に混むんじゃないかな、
と思います。でも、ほぼ一本道なので、そんな季節はきっとバスだって同じかも、です。)
そして、ようやくスタート地点の山門前に到着し、
いざ、出発!と、
意気込んで持参のカメラの準備をしようと、
取り出してみたら、
なんと、ウィンドウに、
「電池の残量がありません」
との非情な、赤い文字が。
え゛え゛え゛えぇええええええええっっーーー!!?
張り切って重いレンズを持ってきたのに。
はるばるえっちらこっちらここまで登ってきたのに。
ええええええええええええーーーーーーーーーー!!!
予備の電池の持ち合わせもない私。
がびーーーーん、と、
しばし山門前で、呆然と立ち尽くす私。
ダメですね、出掛ける前に持ち物を確認しないとね。
甘ちゃんカメラ愛好家ならではの、
これよくある失敗例かと思いますが、
これにはほんまに、
がびーーーーん、でした。
、、、と、いうわけで、
以下全て、スマートフォンにて撮影、です。
実は、肝心の紫陽花は、
見頃まではまだ少し、という感じでした。
きっと一週間程後くらいがベスト、なんではないかなと思います。
総じて、6分、という状況ではありましたが、
でもその分、お人さんもまだ非常に少なくて、
高台からの眺望の気持ち良さ、
花や新緑の美しさ、に、
すっかり、心洗われました。
まずは、山門。
国指定天然記念物の「遊龍の松」。立派!
市内が一望できます。
日差しも強くて、
お花も、雨を待ちわびる!!!
という感じでした。が、
まさにその時!の前の紫陽花たち、
エネルギーに溢れていて、
まだ見頃ではないにせよ、
ほんまに見応えがありました。
今でもこんなに良いのだから、
一番の時期は、圧巻でしょうねー。
ともあれ、つくづく、
充電を忘れたことが悔やまれる。
にしても、最近のスマホは、
そこそこは撮れるんだよな、
これが。
性能よろしおす。
でも悔しおす。