市場の方のおすすめもあって、手に入れてみた、
店にとってはお初の、この山菜。
「雁足」(がんそく)と言います。
写真のものは福岡産。
(なので、福岡の皆様には馴染み深い食材なのかもしれませんね!)
コゴミに似ているけれど、科も違う別物で、
しかも、雁足の名は、地元地域での商品名であるらしく、
本来の名は、「鬼日陰蕨(おにひかげわらび)と言うらしい。
店にとっては、初めて食材なんですが、
広く東北以西の本州、四国なんかでも採取される、とのこと。
雁足、のネーミング、
これほんまに見たまんま!
とはいえ、雁の足を間近に見た事は
ないんですけれど、
イメージが良く言い表されているような、
気がしてしまいます(笑)
やや太めで、表面はつるっとしていて、
輪郭がきりっとした、印象です。
それで、いざ試食!
アクもさほど強くもなく、
味も苦みが少なく、非常に優しい。
そして、独特の食感があって、
面白いのは、噛んだ時、
多少のぬめり感があること!
揚げて天ぷらにしても良し、
湯がいて炊き合わせに使っても良し、
あるいは、炒めるのも、美味しいです、とのアドバイスがあったのですが、
この食感が活かされるような、面白い使い方は無いかなあ?
と、例によって只今色々と試作中。
上手くいけば、近日中にお献立に登場するかもしれません。
雁足の美味しさ、うまく引き出せます様に!
入荷した時、パック詰めになっていたんですが、
これがなかなかの迫力で、
とってもインパクトがありました!