お写真、
「飯蛸(イイダコ)」です。
寒いとはいいながら日中の陽射しに少しずつ春の気配を感じる様になる頃から
毎年出回りだすのが、この飯蛸。
写真のものは、
瀬戸内産、です。
今年は例年よりも入荷はほんの少し早い目、なんですが、
すでに春の魚介の先頭をきって、
お献立に登場しだしております。

右写真の頭のように見える部分には
がぎっしりと詰まっていて、
その卵がちょうど
米粒ほどの大きさで、
火をいれると、
見た目もまるでお米のようになることから、
イイダコ、の名があると言われています。

ちなみに、タコ全般に言えることなんですが、
頭に見えるこの部分、実は
胴体、なんです。
目の上に胴があるなんて、
なんと不思議な構造であることか、と、
いつも思ってしまうのですが、
これは明らかに、人間目線の話、で、
ここが、胴体、なんですよねー。

で、この飯蛸の卵
似ているのは形のみではなく、
食感も少し
むちっとしていて、
独特の
歯応えもあって、それはまるで蒸し飯のよう!
これがまた、美味しいんです!
噛み締めるごとに、ほのかな甘味、旨味が口中に広がって、
身の旨さとも相まって、
これが非常に、
美味、なのです。
なんと言うのか、
やさしい、旨味、なんですよね。
この春先の季節感に、非常にしっくりとくる、
美味しさ、なんです。

春味飯蛸
これからしばらくお献立に登場予定、です!
皆様、是非に!

飯蛸って、
漁の仕方がエリアによって色々で、
面白いんですよ!
タコ壺や、二枚貝(貝の間に隠れる、という
習性を利用する)を使う方法や、
釣りの場合には、
白い物に飛びつく、という習性を利用して、
ラッキョウや、花の球根
ピンポン球なんかを疑似餌に使ったり、
する場合もあるんだそうです!