今日は冬至ですね。
日中は比較的暖かだったのですが、
夜になって、厨房内は少しずつ足元から冷気を感じる様になっています。
、という一同は、只今夜なべ作業中
料理屋の年末恒例おせちの仕込み作業にせっせと勤しんでいます。
この時期になると、一同の脳内は「段取り」のことばかり。
「この日に仕上げるためには、今日はここまでの作業を終えておく」
ってなこと、逆算しながら、
日々こなすべきノルマを厳密にスケジューリングしつつ、
黙々と粛々と、作業に励んでおります。

今晩のテーマは、柚子
果皮を丁寧におろし金でおろす、ということから始まります。
仕上げるのは、「編笠柚子」(あみがさゆず)
柚子の黄色い外側の表皮と、中の果肉を取り去った時に残る白い部分、
その白い部分をシロップで甘く炊き上げる、というもので、
いわゆる柚子の蜜煮、なんです。
(ちなみに、おろした黄色の果皮部分は丁寧に保存して、後に柚子味噌を作る原料になります)

で、まずは第一工程の果皮おろし、なんですが、
これがまた、おろしすぎてもいけないし、
かといって黄色の表皮が残ってしまってもいけない。
本当に表面だけを丁寧に、正確に、まんべんなくおろす、という、
なかなかに神経を使う作業、なんですー。

でも、厨房中に柚子のええ香りが漂うので、
作業中はとっても爽やかな気分になります。
美味しいのん、出来ますようにーー!

冬至らしい作業となった、今日。
この後、果肉を取る作業へと進むのですが、
今日はその際に出る果肉と種を少しだけ持ち帰って、
湯船に浮かべてお風呂に入るぞ、と、
その数時間後の至福を思いながら、
作業に集中しています(笑)
だって、冬至ですものね。
皆さんも柚子湯、入られましたか?