明けて、はや9日、
町なかもお正月の気分は薄らいで、
すっかりいつも通りの日常となりつつある今日この頃。
そんな中、笹のお飾り持って歩く方々見かけて、ハッとしたのが昨日のこと。
そうか、もうえべっさん、ですね!!!
明日が本番の十日えびす、そして今日は宵えびす、昨日はその前の招福祭。
当然のことながら毎年、この日は決まってやってくる、はずなんですが、
この、年が明けてから10日までの、
月日の流れるスピードがあんまりにもはやすぎて。
毎年、「気がつけば、えべっさん。」というような状況で、
驚きをもってこの日を迎えることになる、くりたの面々、です。
お客様との会話の中でも自ずとえべっさん話が多くなっていて、
ともなってようやく自身にもスイッチが入って(!?)
今年はいつ行こかな?と一同目下画策中。
明日からは3連休、ということもあって、混み合いそうな予感がありますよねー。
店からは近いので、タイミングみはからって、
きちんとおまいりに出掛けよう!と思っています。
さて、今日のお写真。
蛤(ハマグリ)です!
日常に戻ったとはいいながら、
店では1月前半はまだお正月の雰囲気を残したお献立をお出しすることにしていて、
そんな中のお一品、です!
栗の形に似ているから、この名があるとの説もある、
ハマグリ。(くり、だけにちょっとした親近感もあります。これくりつながり(笑)。)
まさに、今が旬!
店では熊本産のものを使うことが多いのですが、
上写真の、最近の入荷のものは,三重県桑名産。
見て下さい、この色、この艶、この模様!
国産のハマグリって、
まず、この模様がハッキリと明確である、というのが特徴である気がします。
(例えば、国産以外のものだと、模様の境界線がぼやっとしている、というのか。
そんなことないですか?)
しかも、やはり国産のものは味が格別!
身はぷりっと大きくて、適度でほどよい食感があって、
濃厚な旨味がぎゅうっっとつまった感じの、お味。
噛むごとに旨味が口中一杯にじゅわっと広がるような、お味。
これぞ自然の美味しさ。
合成したものでは味わえない、深くて、じわっとしみるような、旨味、なんです。
その、ハマグリの美味しさを存分に味わって頂くために、
店では、非常にシンプルな料理法で、お出しいたします。
それはあえて言うまでもない、あれ、なんですが、
(ソノテハクワナノ、ですよねー(笑))
絶妙な加減で火を入れたもの、お召し上がり頂きます。
美味しいん、です。間違いなく。
皆様、(貝好きの皆様、特に!今ですよ。)是非に。
これからしばらくの間はお献立に登場予定ですー!
(御予算、及び入荷状況により御準備出来ない場合もありますので、
詳しくは御予約の際にお尋ね下さいませ)